利益を確定するという事


 FXでは、24時間常に開いている外国為替市場の為替相場のレート変動を利用して、投資取引を行っています。
このために、投資家が為替相場を見ることができない間に、大きな相場変動が起きてしまうことがしばしばあります。

よくある話にはなるのですが、夜寝る前に為替相場の変動を予測し、この調子でいけば相場の不安要素が小さく、充分な利益が出るだろうと見込んで就寝したところ、朝に目が覚めて取引の確認をしたら大きな損失が出てしまっていた、という事はしばしば起こります。

FX取引のように、相場を相手にした取引の場合には、この相場をいかに予測し利益をどれだけ大きくとり、損失をいかに小さく抑えるかという「利大損小」という事が求められることになり、損失を小さくする「損切り」も非常に重要な要素になるのですが、それも利益を手にする「利確」が伴ってこそのものになるのです。

利益を出すためには、まずは損失との差を考えなくてはなりません。
一回ごとの投資において、いかに取引の勝率がよくとも、取引きが成功したときの利益が小さく、失敗したときの損失が大きければ、繰り返し取引を行っていったトータルの投資においては、資金が無くなっていく方向であることは目に見えています。

逆を言えば、取引きの成功率が悪くとも、利益を大きく取り損失を小さく抑えていれば、利益率は大きくなるため、この形での投資を繰り返していけば、資金が増えていくことになり、結果としてFXという投資取引を使った資産の運用は成功した、という事につながっていくのです。

FX取引の経験が浅いのであれば、取引きを始める際に、注文を入れた為替相場のレートから、いくらの利益が出たら必ず決済をして利確をする、いくらの損失が出たら必ず決済をして損切りをする、という金額を決めておき、常に同じ金額を投資するようにし、かつ、利確の値を100%としたときに、損切りの値を30%ほどに設定をするようにして見るとよいでしょう。

このルールに則って取引きをおこなっていけば、得られる利益と損失に差が出るために、利大損小を目指すことができ、その感覚をつかむことができるようになるのです。
これを基本において、損失が大きくなるようであれば、それぞれの数値を調整していき、繰り返して投資を行うことで、少しずつ利益が積みあがっていき、トータルで確実な利益を得られるような調整をすることができれば、FX取引でも慌てることなく投資をすることができるようになると思います。

このように、相場を相手にしているFX取引では、常に取引きを成功させることはできませんし、取引きの成功を優先させるような投資スタイルでは利益を出すことは難しいと考えることができます。
FX取引を行うと、「必ず的中するFX攻略法」などというセールスコピーを使った情報商材の宣伝に目が行くことがありますが、FX取引で必ず的中する方法などはなく、また的中したとしても利益を出すこととはまた別の話になりますので、こうしたものにうかつに手を出さないように注意しましょう。